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    PHYトランシーバ・チップ

    PHYトランシーバ・チップとは?


    PHYトランシーバとは、イーサネット(Ethernet)などのネットワークプロトコルにおいて、物理層の機能を実装するために必要な回路です。PHYは、OSI階層モデルにおける最下層の物理層(physical layer)から名付けられていますそのため物理層トランシーバとも呼ばれます。


    PHYトランシーバーはD/A変換を行なうため、ある程度のチップサイズが必要です。そこでチップセットにそれらの機能が内蔵される場合は、PHYのみ外付けという形になることが多いです。


    PHYトランシーバ・チップの応用


    • イーサネット - PHYチップはイーサネット機器によく見られ、データリンク層への物理的なアナログアクセスを提供する;

    • 無線LAN・Wi-Fi - SOC(System-on-a-chip)実装において、PHY部分はMAC層と統合されることが一般的である;

    • USB - PHYチップは組み込みシステムやホストのほとんどのUSBコントローラに統合され、インターフェースのデジタル部分と変調部分の間の橋渡しをする;

    • シリアルATA (SATA) - VIA Technologies VT6421などのシリアルATAコントローラはPHYを使用する;

    • IrDA - IrDAの仕様には、データ転送の物理層に関するIrPHY仕様がある。
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