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    ケルビンクリップ

    ケルビンクリップとは、ケルビン接続(4端子接続)することができるクリップです。2個の電極をジョーで挟み、測定部である先端部だけが測定対象に接触するような構造です。ワニ口クリップと似ていますが、ケルビンクリップの各ジョーは相互に絶縁されています。


    ケルビンクリップの使い方


    ケルビン接続(4端子接続)は抵抗測定を正確に行うための接続方法です。電流を測定する端子と電圧を測定する端子をわけることによって、リード線の抵抗や接触抵抗による電圧降下の影響を受けずに、負荷にかかる電圧を正確に測定することができます。ケルビンクリップは、配線を4本使ってケルビン測定方法を行うために使用されます。4本配線のうち、2本電流の流れる配線をフォース(Force)線といい、2本電圧を検出する配線をセンス(Sense)線とと呼ばれます。ケルビンクリップを用いることにより、4端子接続を2つのクリップで簡単に行えます。

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