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第18回文化庁メディア芸術祭受賞作品展で開催の 教員向けワークショップに「Raspberry Pi」を提供

日本, 2015年2月4日:

電子・電気部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展で開催するワークショップ「先生たちのためのラズベリー・パイを活用したプログラミング講座」に、当社が正規販売代理店として取り扱う名刺サイズのシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Model B+(ラズベリー・パイ モデル ビープラス)」を提供します。ワークショップ参加者はワークショップ終了後、当社提供の「Raspberry Pi」を持ち帰ることができます。

2015年2月8日(日)にプログラミングに興味をお持ちの先生や教育に携わる方および一般の方を対象として開催する同ワークショップは、多摩美術大学教授の久保田晃弘氏と多摩美術大学講師の田所淳氏が講師を務めます。ワークショップでは、中高生にプログラミングを教える意味や方法についてレクチャーを行い、実演では「Raspberry Pi」と音を作りながらプログラミングの概念を学べるプログラミング言語「Sonic Pi (ソニックパイ)」を用いてプログラム作りを学ぶことができます。また、「なぜプログラミング教育が必要なのか」について講師と考えていく時間も設けています。

今回の「Raspberry Pi」提供は、当社の「ものづくり日本を担うエンジニアを支えるプロ集団になろう」という基本理念をもとに行ったもので、未来を担う学生を対象に「ものづくりの楽しさ」を伝える活動の一環です。当社では、今後も引き続き、次世代の研究者・技術者の育成に貢献する活動を行ってまいります。

*: 「Raspberry Pi Model B+」は、平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展エンターテインメント部門で審査委員会推薦作品に選ばれました。

「Raspberry Pi」について
「Raspberry Pi」は、英国のRaspberry Pi財団が、世界中の学生やIT愛好家のプログラミング学習を支援するために開発したLinuxベースの名刺サイズの超低価格シングルボードコンピュータです。2012年3月の販売開始以来、世界累計販売数400万台を突破し、エンジニアから教育関係者まで幅広い分野で活用されています。国内では教育現場からの関心が高く、「Raspberry Pi」を講義やプロジェクトに活用する筑波大学や多摩美術大学のほか、プログラミング教育の教材として導入する小学校・中学校・高等学校が増えています。

平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展について
文化庁メディア芸術祭実行委員会が主催する受賞作品展で、本年は2015年2月4日(水)から2月15日(日)までの12日間、東京・六本木の国立新美術館を中心に開催します。今年18回目を迎える文化庁メディア芸術祭受賞作品展は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門を対象に世界中から選ばれた受賞・審査委員会推薦作品、功労賞受賞者の功績を展示や上映、プログラムを通じて紹介する催しで、今年度を代表するメディア芸術作品に触れることができる受賞作品展です。今年は、世界71の国と地域から3,853点の応募の中から選ばれた約160点を紹介します。

【ワークショップ「先生たちのためのラズベリー・パイを活用したプログラミング講座」開催概要】

日 時:
2015年2月8日(日) 15:00-17:00
会 場:
国立新美術館 3階 研修室A・B (東京都港区六本木7-22-2)
定 員:
20名(応募受付終了)
対 象:
プログラミングを教育に導入したい先生、興味をお持ちの教職者および一般の方
講 師:
久保田 晃弘(エンターテインメント部門審査委員/アーティスト/多摩美術大学教授)
田所 淳(クリエイティブ・コーダー/多摩美術大学講師)
協 力:
アールエスコンポーネンツ株式会社