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    ロータリエンコーダ

    ロータリエンコーダとは、回転の変位を電気信号に変換して位置や速度などを検出するセンサです。一般的には回転を計測するためのセンサとして使用され、精密な無限回転シャフトを必要とするアプリケーションで主に利用されています。ロボット産業、電子産業、機械製造などだけでなく、家庭用機器でも広く活用されています。


    ロータリエンコーダの特長


    • 軸の回転変位量に応じて出力します。

    • 起動時に原点復帰が不要です(アブソリュート形のみ)。

    • 回転方向も検出できます。

    • 豊富な分解能と出力形式から最適なセンサを選択できます。

    ロータリエンコーダの種類


    ロータリエンコーダは、出力信号の形態に基づいて次の2つのタイプに分類されます。


    アブソリュート - 格子円盤のスリットに各位置に異なる符号を割り当て、絶対的な角度位置を信号として出力することができます。


    インクリメンタル - 出力された信号から回転量などを検出できます。カウンターなどに接続し、波形の高低の数を回転方向に応じて加減算することで回転の角度を測定します。

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