A/Dコンバータ・ADC・AD変換
A/Dコンバータ(ADC)は、アナログ信号をデジタル信号に変換する回路部品です。音声や光をデジタル信号に変換します。AD変換器やアナログデジタルコンバータとも呼ばれています。
RSはADS1115やMCP3208、MCP3008など、人気のAD変換器を豊富に取り揃えています。用途に応じて適切な製品を選択してください。
A/Dコンバータの種類
ADコンバータは、さまざまなアーキテクチャ(変換方式)があり、サンプリングレートや分解能が異なります。最も広く使用されているADCのタイプは、次のとおりです。
逐次比較型(SAR)
は最も汎用的な方式で、サンプリング周波数がおおよそ1MHz以下、分解能が8~18ビット程度となっています。デルタシグマ型
は、高精度なADコンバータとして、サンプリング周波数が低い代わりに 24bit や 32bitなど高い分解能を持ちます。パイプライン型
は高速ADコンバータで、サンプリング周波数が高いことが特徴です。フラッシュ型
はアナログ信号を一度にデジタル信号に変換すため、基本的なADCの中では最速です。
A/Dコンバータの用途
- オーディオ・ビジュアル機器
- 通信機器
- サンプリングオシロスコープ
- プロセス制御
- 温度測定
- 計量装置
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