JST 圧着工具 SVFコンタクト YCシリーズ YC-590

端子に圧着工具を使用する場合、2つの圧着が同時に行われます。1つは導体と端子の間の電気的接続です。もう1つは、振動と張力に対するストレインリリーフとなる絶縁圧着です。電気的接続は、芯線と端子の間に隙間のない、気密構造が重要です。隙間があると、腐食によって抵抗や過剰な熱が生じ、電気的接続を損なう恐れがあります。上質の圧着工具を使うと、完全な気密性を保ち、電気接続の劣化と絶縁破壊を防止できます。

日本圧着端子製造は高品質素材を使用し、高耐久性と信頼性を兼ね備え、使いやすい手動圧着工具を製造しています。この手動工具は、2本のハンドル、ラチェット機構、2つの圧着部がある高精度グラウンドダイスで構成されていま

このラチェットは、一定の圧力に設定済み、ハンドルが完全に閉じてダイが底につくまでロックされています。圧着サイクルが完了するまで、ハンドルを開くことはできず、不完全な圧着を防止することができます。圧着サイクルが完了すると、ハンドルが開きます。ラチェットにより、一定の高精度圧着を繰り返し行えるようになります。

• 優れた耐久性と使いやすさ
• 高精度のグラウンドダイ
• 完全な圧着サイクルを実現するラチェット機構
• ワイヤストップにより、 端子の正確な配置が可能

この圧着工具に対応する端子は？
この手動圧着工具は、JST SVF -61T-P2.0とSVM -61T-P2.0非絶縁オープンバレル圧着端子(ワイヤサイズ20 ～ 14 AWG用)をケーブルに圧着するように設計されています。

・本製品は材料や部材入手難のため納期が不安定になっています。

JST手動圧着工具