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    サーマルリレー

    サーマルリレーは、異常な負荷電流を検知して自動的に接点を開くリレーです。サーマルリレーは熱によって動作するため、熱動継電器とも呼ばれ、主にモータを過負荷(過電流)から保護するために使用されます。

    動作原理

    サーマルリレーの内部はヒートエレメント、バイメタル、a接点、b接点などで構成されています。通常、定格電流以上の電流が流れると、バイメタルが熱によって湾曲し、接点が切れて機器を過負荷から保護します。ただし、サーマルリレーには遮断機能がないため、一般的には電磁接触器と組み合わせて使用されます。

    種類

    サーマルリレーはバイメタル式と電子式の2種類に分類できます。

    • バイメタル式 - 熱膨張によって動作します。設定用つまみを回転させると、電流値を±20%に設定することができます。
    • 電子式 - インバータなどの装置を保護する場合に使用します。回路に流れる電流の値を読み取り、負荷特性曲線から外れた場合に動作します。
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