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    モータ始動器

    モータ始動器は、電磁開閉器の一種で、モータを停止状態から定常運転まで速度を上昇させる為に使用する装置です。過電流による機械の破損を防止するための装置で、「モータスタータ」、「電動機始動装置」とも呼ばれています。

    モータ始動器の必要性

    モータを始動させる場合、小型モータは定格電圧を直接印加して始動することができます。この時、モータを加速するためのエネルギーが必要なため、電流値は定格電流より大きくなります。この電流は「始動電流」と呼ばれています。中・大型モータの場合、始動電流が大きすぎるので始動器により電流を制御します。

    モータ始動器の種類

    モータ始動器は始動方式によって、さまざまな種類があります。

    • スターデルタ始動 - 巻線を切り替え、負荷を軽減します。安価で操作が簡単ですが、切り替え時のサージに注意する必要があります。
    • リアクトル始動 - 直列にリアクトルを接続し、起動時の機械への衝撃を防止します。
    • コンドルファ始動 - 単巻変圧器を使用し、電源への影響を軽減できるため、フリッカ対策に適しています。
    • ソフトスタータ - 電圧を制御し緩やかな始動停止を行います。頻度が多い始動に最適です。

    始動方式によって選ぶほか、コイルの定格電圧、モータの容量、長さや幅などの寸法もモータによって異なるため、使用するモータに合わせて適切な製品を選択する必要があります。

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