検索キーワード履歴

    電圧計

    電圧計は、電圧あるいは2点間の電位差を測る電気計器です。ボルトメーター(voltmeter)とも呼ばれています。


    電圧計の種類


    電圧計は、大きく分けてデジタル電圧計とアナログ電圧計の2種類に分かれています。デジタル電圧計は測定値を数字で表示し、アナログ電圧計は目盛板と指針から読み取ります。


    アナログ電圧計:


    • 直流電圧計 - 直流電圧を測定するために使用されています。一般的な構造は可動コイル型です。

    • 交流電圧計 - 交流電圧を測定するために使用されています。一般的な構造は可動鉄片形が使われます。

    • 静電電圧計 - 相対する2つの帯電電極板の間に作用する静電力を利用した電圧計です。

    • 電流力計型電圧計 - 電流の流れている2個のコイル間に作用する電流力を利用した電圧計です。

    • 熱電形電圧計 - 熱電対に生じる熱起電力を利用した電圧計です。

    • 真空管電圧計 - 真空管の検波作用と増幅作用を利用し、電圧を測定する電圧計です。

    デジタル電圧計:


    デジタル電圧計は入力変換部、A/D変換器、表示部で構成されています。デジタル電圧計は、電圧の変化量を目視で確認しやすいという長所があります。また、アナログ電圧計は内部抵抗が発生するため、デジタル電圧はアナログ電圧計よりも高い精度が得られます。


    電圧計の用途


    電圧計は、製品出荷前のチェック、工場での故障の監視、機械や装置の不具合の時の調査など、様々な用途のために使われています。

    絞り込み
    並び替え
    6 6
    ページあたりの結果数