同軸ケーブルは、主に高周波信号の伝送用ケーブルとして無線通信機器や放送機器、ネットワーク機器、電子計測器などに用いられています。
軟銅線の中心導体の外側に絶縁体と呼ばれる発泡ポリウレタンがあり、その周りに外部導体のアルミ箔や編組線(へんそせん)と呼ばれる細い銅線を編んだものが同心円状に配置され、その外側にシースと呼ばれる外被がある構造になっています。ケーブルを切断した断面が、軸を同じくした円筒を入れ子にしたように見えることがこの名前の由来です。
アンテナケーブルとしてよく使われていますが、今後の4K8K放送に対応するため、従来より広帯域・低損失・高シールドのものが求められるようになってきています。
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