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    ツイストペア / マルチコアデータケーブル

    ツイストペア/マルチコアデータケーブルは、2本または複数の電線を撚り合わせた電気ケーブルです。電線を撚り合わせることにより、外部ノイズの影響を低減することができます。このケーブルは主にコンピュータネットワークや通信システムで使用されています。


    種類


    ツイストペア/マルチコアデータケーブルには、2つの基本的なタイプ、シールド付きツイストペア(STP)とシールドなしツイストペア(UTP)があります。シールド付きツイストペアの中には、ツイストペアごとにシールドで覆われたケーブルを金属箔付きツイストペア(FTP)ケーブルと呼びます。


    シールドは電磁干渉を防ぐために組み込まれ、外部ノイズ源の電磁波を減衰させる導電性バリアとなります。また、誘導電流がアース接続を経て接続機器の電源に戻る経路として作用し、電磁波放射を軽減させます。シールド付きツイストペアは、工場内や野外、通信速度が高い場合など、ノイズ耐性が要求される場面で選ばれます。


    用途


    ツイストペア/マルチコアデータケーブルは、電話線やネットワークなど、ケーブルの高い柔軟性を活かした用途で一般的です。特に、イーサネットで使用されるケーブルは、4対のツイストペアからなる8本の銅線で接続され、その両端には8P8C(通称RJ-45)と呼ばれるコネクタが付いています。

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