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    丸型コネクタ

    丸型コネクタは、信号の入出力を行うケーブルを機器に接続するためのコネクタです。通常、接続工具を使わずに接続・切断できるため、航空宇宙、産業用途に広く使用されています。

    構造

    丸型コネクタは、基本的にマルチピンコネクタと、内部にコンタクトを持つ円筒形のハウジングで構成されています。機能は、他の多くの電気コネクタと同様に、オス側のピンとメス側のレセプタクルを組み合わせて、確実な信号を安全に伝送します。

    種類

    丸型コネクタは、形状によって大別され、さらに結線方式によって主に「はんだ付けタイプ」と「圧着タイプ」に分類されます。また、準拠する規格による分類では、DINコネクタ、MSコネクタなどに分けられます。

    • DINコネクタ ‐ ドイツ工業製品規格に準拠したコネクタです。そのため、規格で定められた電流・電圧容量、性能レベル、安全規格に適合しています。
    • MSコネクタ - MIL規格を満たした丸型コネクタで、MIL規格コネクタとも呼ばれます。MIL規格は、一般的にはアメリカ軍が必要とする製品の調達基準を定めた規格です。このコネクタは過酷な環境でも、十分にその性能を発揮するよう設計されているため、幅広い産業機器分野で使用されています。