透過型フォトセンサ(フォトインタラプタ)は、発光素子と受光素子を1つのパッケージに対向して並べ、その間を検出物体が光をさえぎることにより、物体の有無を検出する光スイッチです。発光素子は赤外LED、受光素子はフォトトランジスタ、フォトダイオード、フォトICが多いです。
透過型フォトセンサには、フォトトランジスタが組み込まれ、LEDからの赤外線で照らされます。この照明により、フォトトランジスタが作動します。トランジスタとLEDの間のスロットに対象物が配置されると、ライトビームが遮断され、トランジスタがオフになります。
透過型フォトセンサは、出力機構(バッファ、インバータ、インタープリタ)、実装タイプ(穴、パネル、表面)、スイッチのピン数で分類されています。
透過型フォトセンサは、位置検知や回転検知など幅広い分野で使われ、生産システム、機械のオートメーション、機械の安全性の指標として使用されています。