プランジャーとは、ワークの位置決めや固定に用いられる機械要素部品で、通常は円筒形状で、本体にはスプリングが内蔵され、先端にボールまたはピンが付いています。荷重がかかると先端のボールやピンが本体に沈み込みますが、荷重が解除されるとスプリングの力で元の位置に戻ります。
用途
プランジャーは、装置や器具の位置決めや割出し、ワークの突き出しに使われ、食品機械、包装機械、印刷機械、半導体製造装置など、さまざまな産業機械に使用されています。
種類
- ボールプランジャー - 先端がボール形状で、摺動部の位置決めに適しています。また、ボールの部分は上下方向だけでなく、横方向からの荷重を受けても沈み込むため、スライドする機構の位置決めにも適しています。
- スプリングプランジャー - 先端がピン状で、ボールプランジャーに比べてストロークが長くなっています。位置決めとワークの突き出しに適しています。
- インデックスプランジャー - ノブなどを操作することでピンの出し入れを行うため、位置決めや割り出しの解除を手動で行う装置に適しています。
RSは、あらゆる用途に対応できるように、さまざまなねじタイプのプランジャーを取り揃えています。用途に合わせて適切な製品を選定してください。