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    マイカコンデンサ

    マイカコンデンサとは、誘電体に天然のマイカ(雲母)を使ったコンデンサです。通常、信号機器や医療機器、高周波回路など、高い精度と安定性が要求される回路に使用されます。

    特長

    マイカコンデンサはマイカを使用することで、優れた耐熱性を持っています。また、等価直列抵抗(ESR)がかなり低い為、誘電正接をかなり低く抑えることができます。さらに、誘電体損失は小さく、高周波特性に優れています。

    種類

    • シルバーマイカコンデンサ‐誘電体として機能するマイカの両面に銀を塗布し、高温で焼成して銀電極を形成させます。楽器や音響機器、オーディオ機器など様々な分野で使用されています。
    • ディップマイカコンデンサ‐幅広い周波数帯域で優れた周波数特性を実現しています。通信機器や高精度オーディオ機器などに良く使われています。

    用途

    • 共振、時定数、カップリング、高電圧インバータ回路
    • ケーブルテレビ、ラジオ送信機
    • 防衛用電子機器
    • 航空宇宙
    • 医療機器

    なお、コンデンサの詳細については、コンデンサの種類と記号表示の読み方を参照してください。

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