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    可変抵抗器 (レオスタット)

    レオスタットは、電気回路内で電流を制御したり、抵抗を変化させたりするために使用する可変抵抗器です。回路内の抵抗を途切れることなく変化させることができます。レオスタットの構造はポテンショメータと非常に似ていますが、 より高電流で動作するように設計されています。レオスタットは、モータ速度制御、 調光スイッチ、及び電流の流れを制御する必要があるあらゆる用途で使用されます。

    レオスタットの仕組み

    レオスタットは、 3つの端子があっても、使用する接続端子は2つで、 1つは抵抗素子の一方の端に接続し、もう1つはワイパ(スライドコンタクト)に接続します。抵抗線が絶縁セラミックコアの周りに巻き付けられており、 ワイパが巻線の上をスライドすると、抵抗が変化し、 そのため生じる電流が 変化します。


    レオスタットの種類

    • ロータリタイプ - 主に電力制御用途で使用します。ロータリレオスタットは、抵抗を調整するための回転可能なシャフトを備えており、複数の用途を並列で制御したり、定格電力や調整範囲を拡大したりするために使用されます。
    • スライドタイプ - スライドレオスタット (別名リニアレオスタット)は、 教育やラボ環境でよく使用されます。リニアタイプ(スライドタイプ)は、絶縁シリンダに巻かれた抵抗線で構成され、 スライド式コンタクトが巻線に沿って移動することで抵抗が増減します。

    ポテンショメータとレオスタットの違い

    レオスタットとポテンショメータは、どちらも可変抵抗器の一種で、構造はよく似ています。 ただし、 レオスタットは2端子、ポテンショメータは3端子を備えています。機能の主な違いは、レオスタットは電流を変化させるために実装されることが多く、 ポテンショメータは回路内の電圧を変化させるために使用されます。

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