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    計装アンプ・計装用増幅器

    計装アンプ・計装用増幅器とは?


    計装アンプ(インスツルメンテーションアンプ)とは、オペアンプや抵抗器を組み合わせて構成した利得(ゲイン)ブロックです。生産現場において、製造に関わる設備や装置の圧力や温度などを測定するために最適化したアンプ回路を持つためめ、「計測アンプ」とも呼ばれます。


    計装アンプ・計装用増幅器の構成


    計装アンプは、一対の差動入力端子とリファレンス入力端子(Vref)を電位基準とするシングルエンド出力で構成され、ノイズの多い環境で小さな信号を測定します。通常、外付けの抵抗(RG)によりゲイン設定を行えるようになっています。


    計装アンプ・計装用増幅器とオペアンプの違い


    使用方法における計装アンプとオペアンプの最も大きな違いは、計装アンプではフィードバックループを使わないということです。また、計装アンプは、一般的なオペアンプと比べると利得の設定が異なっています。あらかじめ設定した特定の範囲の中で利得を選択する分、精度が高いのが計測アンプの特徴です。

    計装アンプ・計装用増幅器の用途


    計装アンプは同相信号除去機能を利用して、ノイズと必要な信号を区別できます。大きな同相信号のある環境やノイズの多い環境下でもDC精度とゲイン精度を必要とされる産業用機器、測定装置データ収集装置や車載機器、医療機器など、幅広い分野で使われています。

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