LED(発光ダイオード)は近年、発光効率・パワー・演色性等が向上し、省エネルギー光源として応用が拡がっています。光源用途ではパワーが大きいので、安全で電力効率の良い駆動が求められます。このために開発された専用ICがLEDドライバです。
LEDドライバとして考慮しなければならない点としては、LEDとドライバ双方に発熱があるため、安全性や信頼性(寿命)などの面から、それぞれに放熱対策を講じる必要があります。LEDとドライバが隣接すると、互いの周囲温度は思いのほか高くなるので注意してください。発熱を検出して、高温時に出力を制限する機能を内蔵したドライバもあります。なお、LEDドライバは、原理的にスイッチング電源ですので、スイッチングノイズを伴います。LEDドライバについての詳細はガイドページをご覧ください。