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    RF検出器

    RF検出器とは?


    RF検出器は、無線周波数信号の測定に使用される検波器です。RFとは「Radio Frequency」の略称で、無線通信に使われる周波数範囲の電波のことです。日本語では「高周波」とも呼ばれます。通常、10kHzから十数GHzの範囲の信号を指しますが、場合によってはより広い範囲を含むこともあります。


    RF検出器の種類


    RF検出器には大きく2つのタイプがあります。


    • 対数型 - 入力されたRF電力に対して対数に比例した直流電圧を変換し、出力します。

    • RMS型 - 信号の実効値(RMS値)に比例した直流電圧を出力します。

    RF検出器には、測定された信号の平均やRMS振幅ではなく、信号のピーク振幅を表示するなど、さまざまな目的に応じたバリエーションが存在します。


    RF検出器の選び方


    測定するRF信号の種類は、使用するRF検出器の選択において最も重要な要素です。一般的な電力測定や制御の用途では、対数型の検出器が便利です。また、パルス型のRF信号の場合は、応答時間が速い対数型が最適です。信号の波高率(波形の計測値、信号のRMS値に対するピーク値の比率)が高い場合や波高率が変動する用途では、RMS型が適しています。

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