産業電気安全ガイド

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本ガイドでは、工場や他の産業環境における電気機器の危険についてみていき、それらのリスク管理の推奨方法及び従業員や請負、訪問者の健康と安全を守る方法について説明いたします。

電気の危険性と安全

ほぼすべての工場または作業場では、何かしらの電気機器が使用されています。メンテナンスが適切にされていない場合、それらの機器が深刻な事故を発生させる場合があります。機器が大きく、強力であるほどそのリスクは高まりますので、電気安全の措置がますます重要になってきます。

作業場の安全を確保するため、すべての電線と回路に対して適切かつ完全な定期調査を行う必要があります。これが、従業員を感電から守るための最も有効な方法といえるでしょう。

電気安全はどうして重要なのか

電気は危険です。こぼれた液体や湿った表面などに対してアークを発生させる場合もあります。火災を発生させたり、可燃性物質やガス、埃を発火させたりすることもあります。これにより、機器と建物に深刻な問題を与えることになります。感電は、火傷を生じさせたり、心臓の鼓動に影響を与える場合があります。それが致命的な結果となる可能性もあります。

感電の症状には、頭痛、痺れ、めまい、不整脈、けいれん、発作などが考えられます。

比較的軽い感電でも深刻な怪我を招くことがあります。例えば、重たいものが落ちてしまったり、作業者が梯子から落ちてしまったりするなどです。

仕事における電気安全:チェックリスト

仕事における電気安全の重要な原則は次になります:


green-tick 活きた電気に気を付ける - 活きている回路に触れると致命的な結果を招きかねません。
green-tick 機器の定期検査を行う - すべての電気機器に対して、定期的に検査をして「本当に安全に使用できるか」を確認する必要があります。ケーブルは適切にシールされ、絶縁されているでしょうか。また、修理や交換が必要ではないでしょうか。
green-tick 正しいトレーニングを確保する - 業務で電気機器を使用する人は、それを安全に取り扱う方法を理解している必要があります。十分な技術及び訓練経験がない場合は、電気機器の修理を行うべきではありません。
green-tick コンセントや延長ケーブルの過負荷を避ける - 火災につながる恐れがあります。
green-tick クリーニングや調整を行う前に使用後は機器の電源を切ってください。
green-tick 壁に穴をあけたり、くぎを打ち込んだりする前にケーブルが隠れていないかをチェックしてください。
green-tick 明らかに壊れている機器の使用は即刻停止し、資格のあるスタッフにチェックを依頼してください。
green-tick 使用中のすべての機器がその目的に適していることを確認してください。また、定期点検及びメンテナンスを通してその状態が維持されていることを確認するようにしてください。


産業ごとに使用されている電気機器の数と規模は異なりますが、これらの原則は基盤であり、病院や工場、オフィス、倉庫で同じように適用されます。

電気安全製品

以下の安全製品は、機器オペレーターや従業員を感電やそれに関連するリスクから守るために多くの産業企業で使用されています。

電気安全マット

絶縁マットまたはスイッチボードマットとも知られています。電気マットは高電圧の放電から一定の保護を提供してくれます。絶縁ゴムでできており、危険性のある機械やスイッチボードの近くに配置されます。

電気安全工具キット

電気安全ツールキットは電気技師及び資格を持つ専門家が電気機器の試験及び修理を行う際に使用されます。

絶縁されているVDE認証のツールは感電のリスクから守るために設計されていますので、電気関連の作業に最適です。

携帯機器テスタ(PAT)

ポータブル機器のテスターキットは、電気技師や訓練された作業者が電気安全や摩耗に弱いポータブル機器の正常動作を確認するために使用されます。

絶縁抵抗計

絶縁テスターは、ケーブルやモーター、スイッチ、発電機などの機器内の電気の流れを監視するために使用される携帯デバイスです。絶縁ケーブルから漏れ出した電気はフィードバックされて機器に干渉します。

電圧インジケータ

電圧表示器は、多くの電気技師が使用している標準の安全機器になります。これらの携帯デバイスは、特定の回路におけるライブ電流の有無を、素早く、かつ正確に示してくれます。

ロックアウトキット

ロックオフとも呼ばれるロックアウトキットは、電流をカットオフし、修理や詳細なチェックが必要なデバイスを安全に絶縁するためのツール一式になります。

アース/接地テストブロック

接地端子台またはアース端子台とも呼ばれるアースブロックは、放電や地場から身を守るためにケーブルや電線を安全に接地するために使用されます。一般的には、ねじまたは圧着で固定されます。

漏電遮断器 (RCDs)

漏電遮断器(RCD)は、電線の露出、接地不良、または過加熱などの不具合が発生した場合に電気を自動的に受け流し、人の命を救います。イギリスではResidual Circuit Breaker (RCCB)と呼ばれ、アメリカではGround Fault Circuit Interrupter (GFCI)と呼ばれています。

電気安全のサイン・ポスター

電気安全のポスターは、電気安全を促進して従業員の意識を高める上で効果的です。それらは、信頼ができて正確である必要があります。食道や休憩所などの共有エリアに掲示してください。電気室や変電所などの危険なエリアの近くにも掲示します。

警告標識 は、電気的危険性に対するビジュアル信号を即座に与えてくれます。危険のあるすべての場所に表示される必要があります。その効果性はスタッフトレーニングで補完されます。

正式な訓練を受けた従業員と現場の電気技師に最新の電気安全ハンドブックを参照書類として提供してください。

結論

安全への近道は有りません。慎重な計画、徹底的な訓練、信頼性の高い機器が不可欠になります。従業員の健康と安全は重要ですので、手を抜くことはできません。RSコンポーネンツのような信頼性が高いエキスパートから安全機器を入手するようにしましょう。