IP保護等級 ガイド

異物侵入保護等級IPの表示

IPとは?

IP(International Protection)とは、IEC529、JIS C 0920に基づいて規定された固形異物や水に対する電気機器やキャビネットの異物侵入保護等級の表示です。


第一記号説明 ~ 人体及び固形異物に対する保護 ~

人体及び固形異物に対する保護
第一記号 記述 保護の程度
0 無保護 特に保護はされていない。
1 50mmより大きい
固形物に対する保護
人体の表面積の大きな部分、例えば足などが誤って内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。
直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない。
2 12mmより大きい
固形物に対する保護
指先、又は長さが80mmを超えない指先類似物が内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。
直径12mmを超える固形物が内部に侵入しない。
3 2.5mmより大きい
固形物に対する保護
直径又は厚さが2.5mmを超える工具やワイヤなどの固形物体の先端が内部に侵入しない。
4  1.0mmより大きい
固形物に対する保護
直径又は厚さが1.0mmを超える工具やワイヤなどの固形物体の先端が内部に侵入しない。
5 防塵型 粉塵が内部に侵入することを防止する。
若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。
6 防塵型 粉塵が内部に侵入しない

第二記号説明 ~ 水の侵入に対する保護 ~

水の侵入に対する保護
第二記号 記述 保護の程度
0 無保護 特に保護はされていない。
1 滴下する水に対する保護 鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けない。
2 15゜傾斜したとき
落下する水に対する保護
正常な取付位置より15゜以内の範囲で傾斜したとき、鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けない。
3 噴霧水に対する保護 鉛直から60゜以内の噴霧水に落下する水によって有害な影響を受けない。
4 飛沫に対する保護 いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない。
5 噴流水に対する保護 いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない。
6 波浪に対する保護 波浪または、いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない。
7 水中への浸漬に対する保護 規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない。
8 水没に対する保護 製造者によって既定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合にて記する。原則として完全密閉構造である。

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