USBケーブルの選び方
USBケーブルにはさまざまな種類がありますが、選ぶ際には次のようなポイントに注意して選んでください。
データ転送速度が目的にあっていること
まずは、USBケーブルのデータ転送速度が目的にあっていることを確認しましょう。 データ転送速度はバージョンにより決まりますが、いずれの場合も「bps」と数値で表記されており、数値が大きいほどデータを速く転送できます。 もし、データ転送速度をバージョン名で選ぶなら、2021年6月時点で4.0まで登場しているので、USB4.0に対応可能な機器を使用しているなら4.0を選ぶと最速です。
データ転送速度はバージョンにより違うので、目的にあった製品を選んでください。
十分な電力供給力を持っていること
USBケーブルの電力供給力を確認することも大切なポイントです。 電力供給力はデータ転送速度と同じように、USBケーブルのバージョンによって決まります。 新しいバージョンであるほど大容量の電流・電力を供給できるようになり、多くの電力を必要とする機器も稼働させることができるようになります。
電源としてUSBケーブルを使うなら、電力供給力が機器に見合っているか確認してから選びましょう。
耐久性が高いこと
USBケーブルを動かす機会が多い方は、耐久性が高いことも重視してください。 USBケーブルが故障する原因として最も多いのが断線であり、たとえばケーブルを常に携帯していたり、スマートフォンを充電しながら使用したりすると、ケーブルへの負荷が大きくなり断線しやすくなります。
ナイロン・ケブラー繊維を採用したケーブルは耐久性が高いので、素材で選ぶこともひとつの方法ですし、メーカーごとの工夫で断線のしにくさに配慮した製品を選んでも良いでしょう。
すぐに断線で使えなくなってしまわないよう、耐久性の高さを重視することも重要なポイントとなります。
複数のデバイスで使用できるかどうか
複数のデバイスで使用できるUSBケーブルであれば、さらに便利に使えます。 USBケーブルの中には、変換コネクタが付属しているものも多く、変換コネクタがあればUSB Type-B・USB Type-C・Lightningと3種類の端子に対応可能。
変換コネクタつきのUSBケーブルが1本あれば、外出先でもさまざまな端子を持つデバイスで使用できて便利です。 USBケーブルの利便性を高めるには、複数のデバイスで使用できるかどうか確認しましょう。