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システム設計向け 組込み電源
システム設計向け、デバイス設計向けの電源をご紹介。
スイッチング電源(SMPS)とリニア電源の仕組みも解説しています。
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電源設計用ケーブル
組み込みスイッチング電源を使用するには、安全性を確保するために適切なケーブルの選定も重要です。
RSは量産の前の設計段階向けにケーブルと熱収縮チューブのカット品を数多くご提供します。
スイッチング電源 & リニア電源 について
いずれのタイプの電源も、以下を検討する必要があります:
- 力率、回路保護、ノイズ、過渡応答時間
- 安全性・電磁両立性(EMC)
- 効率
- 上記のすべてに関連する業界標準や法律(PSE、EMC指令、CE、TÜV、FCC、UL認証など)
スイッチング電源(SMPS)
スイッチング電源(SMPS)は、名前のとおり、電流をトランジスタやMOSFETなどの半導体素子で
「高速スイッチング」(On / Off)し、パルス波の交流に変換して高周波トランスに送り込みます。
その後、整流器を通して直流電圧として出力します。
以下の特徴があります:
- リニア電源に比べて小型で軽量、低コスト、高効率
- 高周波(通常10kHz~1MHz)のため、小型で安価なコンデンサやトランスを使用可能
- その反面、複雑で部品点数が多いため、設計への考慮が必要
- エネルギー損失を抑えるためには、SMPS制御の改善が重要

Input: 入力
Connectors: コネクタ(仕様に応じて選択)
Protection: 回路保護(一次側ヒューズ)
Input Filter: AC電源フィルタ(電磁ノイズを除去)
Rectifier: 整流器(交流を直流に変換)
PFC: 力率補正(交流を直流に変換)
Switcher: スイッチング回路(交流を直流に変換)
Transformer: 電力変換 / トランス(交流電圧を別の電圧へ降圧・昇圧。トロイダル等)
Output Filter: 平滑回路
Protection: 回路保護(二次側ヒューズ)
Output: 出力
リニア電源 / 電圧レギュレータ
リニア電源は、供給電圧を負荷の低い電圧に変換します。
以下の特徴があります。
- 設計がシンプル
- やや旧式で、原理的に低効率。昨今のエネルギー効率要件への対応が難しいことも。
- 出力電圧を安定させるためには、リニア電圧レギュレータが必要。

Input: 入力
Connectors: コネクタ(仕様に応じて選択)
Protection: 回路保護(一次側ヒューズ)
Input Filter: AC電源フィルタ(電磁ノイズを除去)
Transformer: 電力変換 / トランス(交流電圧を別の電圧へ降圧・昇圧。トロイダル等)
Rectifier: 整流器(交流を直流に変換)
Output Filter: 平滑回路
Regulator: レギュレータ(直流電圧を安定した直流電圧に変換)
Protection: 回路保護(二次側ヒューズ)
Output: 出力