Power Integrations, CAPZero コンデンサ放電IC, 1000V, 8-Pin SOC

Power Integrationsの CAPZero™集積回路(IC)シリーズはインテリジェントな高電圧スイッチです。X放電コンデンサに接続されたスイッチング電源における電力損失を低減するように設計されています。 CAPZeroコンデンサ放電ICを使用すれば、無負荷時及び待機時の電源効率に関する新たな要件を満たす設計が可能になります。

Power IntegrationsのCAPZero集積回路(IC)は、AC電圧が存在する場合、Xコンデンサ安全放電抵抗器内での電流の流れを遮断します。 この結果、電力損失を5 mW @ 230 V ac未満に抑えることが可能で、特定の要件向けに適切なXコンデンサをより柔軟に選択できます。このため、差動モードでのEMIフィルタリングが可能になります。

AC供給電圧を切断すると、CAPZero動作により、安全規制への準拠が確保され、放電抵抗器を介してXコンデンサが自動的に放電されます。 CAPZeroシリーズは、産業用の18又は24 V ac電源など、低い電圧でも安全に機能します。

CAPZeroコンデンサ放電集積回路のファミリは、Xコンデンサを使用するすべてのAC-DCコンバータ用途に最適です。 これらの製品は2端子デバイスで、825 V及び1000 Vの2つの電圧グレードを用意しています。 用途: TV / モニタ、ノートPC、プリンタ、ワークステーション、ErP Lot 6への準拠が必要な超低 / 無負荷アダプタ及びデバイス

CAPZeroはPower Integrationsの新製品です。スイッチング電源における電力損失の無駄を低減できるよう設計されており、Xコンデンサ放電抵抗を備えています。AC電圧が印加されると、Xコンデンサ安全放電抵抗への電流が遮断され、230 V acで電力損失が5 mW未満に低減されます。AC電圧が切断されると、ブリード抵抗が並列に接続され、Xコンデンサが自動で放電されます。この動作により、Xコンデンサを自由に選択できるので、電力消費を変えることなく、ディファレンシャルモードEMIフィルタを最適化し、インダクタコストを削減することができます。

EMIフィルタ設計を簡素化
わずか2端子
パッケージでも基板でも沿面距離>4 mm
高いコモンモードサージ耐性
高ディファレンシャルモードサージ耐性
消費電力: <5 mW @ 230 V ac

コンデンサ放電IC