フックアップワイヤは、主に低電圧用途に使用される単芯の絶縁ケーブルです。絶縁性と柔軟性に優れており、テレビ、ギター、携帯電話などの電子機器の内部配線材として使用されます。また、変圧器、回路、モーター、配電盤、整流器などにもよく使用されます。
フックアップワイヤを購入する際の考慮事項
導体の仕様:
- 導体材料‐銅は耐食性があり、熱伝導率が高く、フックアップ配線に最もよく使われる導体材質です。
- サイズ‐AWGの値が大きくなるほど、配線の直径は小さくなります。直径の大きい電線は、より多くの電流を流すことができ、抵抗も小さくなります。
- 単線または撚り線‐撚り線は、細い導線を撚り合わせた芯線を指し、単線よりも柔軟性があります。
絶縁材:
フックアップワイヤの絶縁体としてはポリ塩化ビニル(PVC)やポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフェニレンエーテル(PPE)などが使用されています。
電圧:
通常1kV未満を低電圧、1→36kVと36kV以上をそれぞれ中電圧、高電圧としています。フックアップワイヤは低電圧用途に適しています。