位置決めテーブルは、高精度の直線動作を実現するために駆動部品で使用される装置です。
位置決めテーブルの仕組み
通常、位置決めテーブルには送り機構があり、ここで精密ボールねじを使用して高速から低速までの精度が確保されます。位置決めテーブルには、マイクロメータを使用して手動で制御可能なものがあり、 コンピュータやその他のプログラマブルデバイスに接続されたモータを使用して自動的に制御できるものもあります。
位置決めテーブルの用途
位置決めテーブルは、駆動系軸力(回転軸に沿って作用する力)よりも再現性と精度が重要な用途で使用されます。また、精密性の低い用途でも使用され、完全な多軸位置決め用のシステムを作成するための重要な構成要素となります。検査、 レイアウト、機械の操作で使用されています。
精密テーブルの主な用途は、次のとおりです。
- 測定機器
- 部品製造機械
- レーザー応用装置
- 半導体装置
- 自動加工機
- 産業用ロボット
- モーションピクチャカメラ