はんだスリーブ(ソルダースリーブ)は、熱収縮スリーブで、ストレインリリーフ、 絶縁、 耐湿性が得られ、特定の損傷から終端を保護します。 これらのスリーブは、一体型はんだプリフォームを備えた収縮チューブアセンブリによって、主にシールドケーブルのシールド編組にアース線(リード)を取り付けるために使用します。また、2つ以上の導体を並列構成でスプライスするために使用することもできます。はんだスリーブは製品の組み立てを簡素化し、外側の熱収縮ジャケット、 フラックス処理済みはんだ、 熱可塑樹脂シールリング、 完全に絶縁され、ストレインリリーフされた接続を確保する、取り付け済みアースリードが組み立て済みの状態で出荷されます。
はんだスリーブキットには、各種サイズのはんだスリーブが含まれています。クリアな、 熱収縮チューブは、ワイヤ接続を絶縁して封じ込めるために使用され、はんだごて又は圧着工具は必要ありません。
はんだスリーブは2本のワイヤ間で接続を形成し、湿気、 ストレインや環境による損傷から保護します。
はんだスリーブは熱収縮ジャケット、 中央にプリフラックス処理されたはんだリングと外側にある2つの熱可塑樹脂製シーリングリングでできています。中央のはんだリングが溶けて、機械的に接続し、 外側の防水リングが水の浸入を防ぎます。
最初に、 ワイヤの端から絶縁被覆を剥きます。次に、1本のワイヤをはんだスリーブの一方の端に通し、 被膜を剥がした端がはんだリングの中央に来るようにします。 もう一方の端からもう片方のワイヤを入れて、被膜を剥がした端が重なるようにします。最後に、 低速出力ブロートーチなどの機器を使用して、はんだスリーブに加熱します。収縮して2本のワイヤを覆い、確実に接続します。