圧接コネクタ・IDCコネクタとは?
IDC (Insulation Displacement Contact) コネクタは、圧接端子、圧接コネクタとも呼ばれます。ケーブルの被覆を剥かずに、ケーブルをコネクタのコンタクトに押し込んで接続します。ケーブル端末に取り付ける接続端子の一種で、ケーブルの絶縁体に刃状の端子に物理的圧力をかけ食い込ませて固着します。リボンケーブルや通信用ケーブルでよく使われています。
圧接コネクタ・IDCコネクタの特長
す。圧接コネクタはケーブルの被覆を除去する必要がないため、現場で設置作業を行うことができます。また、ケーブルの端末処理が不要なため、作業時間の短縮に貢献し、圧着品質も作業者のスキルに左右されにくくなります。
圧接コネクタ・IDCコネクタの種類
圧接コネクタには、大きく分けてリボンケーブル型とパンチダウンブロック型の2種類があります。
- リボンケーブル型IDC - リボンケーブルのすべての配線を一度にコネクタに接続するように設計されているため、接続が容易で時間を節約することができます。
- パンチダウンブロック型IDC - 電気通信コネクタとしても知られ、ブロック内の各極を個別の配線で接続します。基準に基づき各配線がどこに行くかが設定されています。