ラックケース

ラックケースとは、コンピュータ機器を効率的に設置するためのアルミニウムまたはスチール製のケースであり、JISやEIAによって規格化されています。ラックマウント対応の機器をケースに取り付けて固定することで、衝撃からしっかりと保護することができます。コンピュータ以外にも、オーディオ機器、音響機器、通信機器、計測装置など、さまざまな分野で使用されています。

ラックケースの規格とサイズ

ラックケースの規格は、EIA（米国電子工業会）によって制定され、日本でも同様のサイズで規格化されています。機器の幅は19インチ（482.6mm）であり、高さは1.75インチ（44.45mm）の倍数を「1U」と呼ばれる単位で表します。この「U」とは「Unit（ユニット）」の頭文字であり、機器の高さを表すために使用されます。また、この単位は機器だけでなく、ケースの高さにも適用されます。1U、2U、3Uといった具合に数値が増えるごとに、機器やケースの高さが変わっていきます。

一般的に、ラックタイプの機器は1Uサイズが一般的ですが、大型のものには2Uや3Uサイズも存在します。RSでは、さまざまなサイズのラックケースを幅広く取り揃えています。使用目的に合わせて適切なラックケースを選択してください。