エクステンダボード及びアダプタボードは、回路カードをエンクロージャ又はカードケージの外に出し、テストやデバッグが行えるようにして表示やプロービングの制限をなくすための電子回路基板です。
表面実装(SMT)では、基板(PCB)の表面に直接実装するか、基板の貫通穴に部品の足を通します。 表面実装-スルーホールアダプタボードを使用すると、ある種類のコンポーネントを別の種類のボードで使用できます。
エクステンダボードは、テストやデバッグのためにマザーボードからの信号を延長します。ほとんどのエクステンダボードでは、マークされたプローブポイントを介してバス信号(ひとまとめにしたワイヤの束)にアクセスできます。 一部のエクステンダボードは、マルチレイヤ技術を使用してクロストーク(通信チャンネル間の不要な信号転送)と信号歪みを抑制します。
エクステンダボードとその関連アダプタには、 ユーロカードからAccelerated Graphics Port (AGP)まで、各種フォームファクタをサポートする幅広いオプションがあります。
エクステンダボードは、高度に統合された用途でよく使用されます。 たとえば、
表面実装-スルーホールアダプタボードは、ほとんどの場合、大規模なプログラミングや組み立ての前に、プロジェクトのプロトタイピングに使用されます。回路やデバイスのテストや改変が容易になり、 プロトタイプのデバッグや問題修正ができるようになります。さまざまなサイズのボードがあり、ニーズに応じて選択できます。 また、片面と両面のタイプがあります。ボード全体から個々のモジュールを分離できるように、切れ目が入っているものもあります。