ソケットねじは、ヘッドが円筒形で、その内部に六角の穴があります。このねじは、空間が限られており、外側を締め付ける留め具が実用的でない場合に使用します。ソケットねじは、六角レンチを使用して締め付けます。詳細については、当社のソケットねじのガイドを参照してください。
RSでは、標準のメートルねじとUNC (ユニファイ並目)ねじに基づく、高品質のねじ込み式固定具を幅広く提供しています。
ヘッドの形状
六角ソケットボタン - ヘッドの直径が大きいため、板金ガードなどの薄い部材を固定する場合に適しています。
六角ソケットキャップ - ソケットキャップねじのヘッドの高さはシャンクの直径と同じです。クリアランスが少ない場合に、六角ボルトの代わりに使用します。
六角ソケット皿頭 - 部材の表面からねじの頭を出っ張らせないようにする場合に使用します。
六角ソケットショルダー - ショルダーは厳しい公差で研磨されているため、ピボットポイント又は軸としてよく使用されます。この製品は、小さな円筒形のヘッドと長い胴部を備えています。
素材の種類
当社のソケットねじには、あらゆる用途や環境に対応できるように、さまざまな素材のものがあります。次に例を示します。
- ステンレス鋼 (316及び304グレードを含む)
- スチール
- 真鍮製
- チタン合金
ソケットねじを使用する場合
ソケットねじは、機械の構築や保守、 工具やダイ、 エンジニアリング用途など、クリアランスが限られている用途で広く使用されています。
ソケットねじを使用する利点
通常の留め具と比較した場合、 同じサイズのソケットねじは、本数が少なくても接合部で同じクランプ力を実現できます。
特定の作業で必要とされるねじが少なくなるにつれて、 ドリリングやタッピングで開ける穴も少なくなります。
使用するねじが少なくなるため、軽量化も実現されます。
構成部品のサイズが小さいため、この点でも軽量化が進みます。ソケットねじの円筒形ヘッドは、必要な空間が六角ヘッドよりも少なく、レンチ用の追加的な空間も必要ありません。