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    ブレーカ・配線用遮断器 (MCB)

    MCB (ミニチュア回路ブレーカ)は、異常状態のときに電気回路を自動的にオフにするのに使用するスイッチの一種です。MCBは、高感度で信頼性が高く、リセット可能であるため、低電圧電気回路でヒューズの代わりに使用されます。

    MCBの仕組み

    MCBに過電流が連続的に流れると、バイメタルストリップが加熱されて曲がります。バイメタルストリップが曲がると、メカニカルラッチが解除されて接点が開き、MCBがオフになって回路に電流が流れなくなります。再び電流が流れるようにするには、MCBを手動でオンにする必要があります。この機構により、過電流又は過負荷によって発生する障害から回路が保護されます。

    MCBの種類

    MCBには、住居、商用、産業用途での回路保護用の3つのタイプがあります。用途は、MCBのトリップ特性を決定するタイプによって分類されます。
    •タイプBデバイスは、一般的に家庭用途に適しています。スイッチングサージが低いか、又は存在しない軽負荷の商業用途にも使用できます。


    •タイプCデバイスは、蛍光灯やモータなどを使用する商業用途及び工業用途に通常、適合します。


    Dタイプデバイスは、通常、高突入電流が発生する可能性がある工業用途で使用します。これには、大型バッテリ充電システム、巻線モータ、変圧器、X線装置及び一部の放電照明などがあります。
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