製本用コームと製本用カバーは、個々の文書を束ねて冊子にするために使用されます。
製本用コームは「製本用リング」と呼ばれることもあり、綴じる書類の背表紙としての役割を担っています。バインディングコームは、通常、強く耐久性のあるプラスチック製で、さまざまな色のものがあります。バインディングコームを選定する際には、綴じるページ数を考慮する必要があります。バインディングコームは、さまざまな直径のものがあり、綴じたページを簡単にめくることができるものを選択する必要があります。ほとんどのコームバインディングリングはA4サイズですが、さまざまなサイズのものもあります。コームバインディングは、ページを綴じてブック形式にするための比較的安価な方法です。これにより、文書をプロフェッショナルな体裁にすることができます。コームバインディングの利点の1つとして、簡単にページを取り除いたり追加できることが挙げられます。また、バインディングコームは再利用することもできます。
バインディングカバーは、綴じた文書の最初と最後のページとして使用します。通常は、PVC、厚紙又はレザーボードなどの紙よりも強い材料で作られています。綴じた文書がプロフェッショナルな体裁になり、また保護カバーとしても機能します。