溶接用メガネは、溶接機器を使用する場合にアークフラッシュから目を保護します。電気溶接アークによって紫外線が放射され、目を傷めるおそれがあります。
ほとんどのアークフラッシュ事故は、溶接作業に携わる作業者ではなく、溶接作業エリア内にいる作業者に発生しています。最新の溶接安全メガネは、損傷を与えるUV放射を最大99 %吸収し、溶接の火花や屑から目を保護します。 溶接メガネには、顔の輪郭に合った強力なポリカーボネート製レンズが付いており、目は側面からも保護されます。業界認定の規格に準拠した溶接メガネを必ず使用してください。
安全規格:
EN166:2001、 EN169、 EN379EN171、 EN171、 EN172、 EN1836、 EN175:1997、 EN279:2003
溶接メガネを選択するときは、 目に最適な保護具を選択してください。イギリス健康安全局又は英国規格協会(BSI)によって規定されている業界基準を常に参照してください。溶接によって必ずしも目を傷めるとは限りませんが、 溶接加工の場所にいるだけで、目に損傷を与えるおそれがあることを覚えておいてください。
レンズシェード番号は、目を保護するためのレンズの暗さの量を示します。シェード保護番号が大きいほど、 暗いレンズです。レンズが暗くなると、有害な UV (紫外線)波とIR (赤外線)波が除去されます。シェード番号は、溶接工が特定の作業に適した最も快適でクリアなレンズを選択するための指針となっています。一般に、シェード番号の範囲は2~14です。
ポリカーボネート – 高強度、 強靭、 軽量。目の保護具の標準
フレームには通常、レンズを保護するフレームに関する機械的強度のマークが付いています。