空圧用電磁弁

電磁弁（ソレノイドバルブ）は、電気をON/OFFに切り替えることで、空気や水などの流体の制御や停止、方向変換を行う装置です。特に空気圧システムでは、圧縮空気の流れを制御したり停止したりするために使用されます。このタイプの電磁弁は方向制御バルブとも呼ばれ、自動化や制御のアプリケーションで工具やシリンダー、大型産業用バルブの動作に使用されます。

空圧用電磁弁の構造

空圧用電磁弁は、ソレノイド部と弁部（バルブ）の2つの要素で構成されます。ソレノイド部は、内部に組み込まれたソレノイドコイルを使用して弁を動作させ、流体の流れ方向を制御する装置です。

空圧用電磁弁の分類

空圧用電磁弁は、一般的に2つの数字で表されるナンバリングシステムが特徴です。最初の数字はバルブの数を表し、2番目の数字はバルブの状態の数を表します。最も一般的なタイプは2方向および3方向バルブであり、通常開（N/O）または通常閉（N/C）の状態を持ちます。