はんだごて先ははんだごての先端部分です。はんだごては、はんだ付けにおいて、はんだと接合部分を加熱するために使われる部品です。
ほとんどのはんだこて先は、銅芯の鉄めっきです。銅は熱伝導に優れ、鉄めっきは耐久性に優れます。銅は耐蝕性が低く、特に鉛フリーにんだこて先が浸食されやすいですが、鉄は浸食されにくい物質です。この他には真鍮(黄銅)、銅芯のニッケルめっきのこて先もあります。
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はんだごて先端の種類
はんだごて先端には、ペン型やナイフ型、先曲がり型など、様々な形状があります。最も利用されているタイプは以下のものです。
- **ペン型‐**こて先のあて方により幅広い作業に使用可能です。
- **ナイフ型‐**刃面や刃先を立てて狭いスペースや微小部品のはんだ付けに使用したり、刃面を寝かせて引きはんだに使用します。
- **マイナスドライバ型‐**ペン型よりも広い面で接することができ、チップ部分のはんだ付けや引きはんだに最適です。
- **斜めカット型‐**円すい/円柱を斜めにカットした形状。太くて熱容量が大きいのが特長、先端の面ではんだ付けします。
はんだこて先の選び方
ほとんどのはんだこて先は交換可能で、はんだ作業の種類に応じてサイズと形状が異なります。選択する際は、はんだごてに対して互換性があることを確認してください。