厚さ1.0mmのSMA/SMB Flatパッケージで提供
ワット単価を抑え設計コスト削減も可能に
電子部品オンライン商社のアールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:ショーン・フレデリックス)は、世界最大規模の半導体ベンダであるSTMicroelectronics製のTVS(過渡電圧サプレッサ)ダイオードの販売を3月2日より適時開始したことを本日発表します。高電力密度の8/20µsおよび10/1000µsサージ・サプレッサで、ワット単価を抑え、厚さわずか1.ommに設計されたSMA/SMB Flatパッケージ仕様となっており、産業用や自動車用電子機器の重要な課題となる有害なサージ、過度電圧、EOS(過電流ストレス)、EDS(静電気放電)などからの保護に、設計コストの削減を含め理想的なソリューションを提供します。
400Wおよび600Wの過度電力に対応するSMA Flat、600Wの過度電力に対応するSMB Flatの2種類のパッケージで提供され、標準SMBデバイスと同レベルのサージ能力を発揮、また表面実装型の標準パッケージとの互換性を備えます。
SMA/SMBパッケージとも600Wの過度電力に対応することで、ソーラーインバータや産業分野でのさまざまなアプリケーションの適用を可能にします。また、薄型設計によりコンスーマ向けデバイス、ハードディスクドライブからモーター制御、電動工具、電動自転車、電気通信などの分野のDC電源ライン、MOSFET(*)、絶縁型ゲート・バイポーラ・トランジスタ(IGBT)保護回路の使用に適します。電力密度を高め、+175℃の最大接合部温度(TJ max)を提供し、EOSやESDから精密機器を保護するための国際保護水準を満たします。