IO-Linkは、センサー、トランスデューサー、アクチュエーターとM5、M8、M12丸形コネクタで接続され、ステータスデータや設定データを双方向に送受信します。
通常の用途では、各デバイスはIO-Linkマスターを介して、EtherCAT、ProfiBus、ProfiNet、Ethernet/IPといったFA用標準フィールドバスに繋がっているPLCや産業用PCと通信します。IO-Link規格では、各デバイスに関する記述(IODD: IO Device Description)がサポートされており、システム接続時に、デバイス識別や、デバイス情報を取得することができます。
これにより、設備を新設する場合や、稼働中の設備のデバイスを交換する場合にとても便利です。