IDEM 安全スイッチ MGLシリーズ

IDEMのMGLシリーズは、非接触RFIDコード式スイッチです。信頼性の高い電磁ドアインターロックを実現すると同時に高水準の機能安全を提供 / 維持するために開発されました。 さまざまな用途に対応するために、保持力の範囲は、600～1500 Nとなっています。 このコーディングは磁気及びRFID技術を使用して実現されたもので、スイッチが安全に動作するには両方の原則が満たされる必要があります。 アクチュエータがスイッチの検出範囲内にある場合は、RFID検出により、不正操作防止が実現されます。
この非接触安全スイッチは、ステンレススチール316、頑丈な高性能プラスチック、又はダイキャスト金属製ハウジングのモデルを選択可能で、高圧クリーニングなどのほぼあらゆる環境に使用することができます。 ステンレススチール316モデルは、ステンレススチールマグネット設計で、IP69K等級に対応しており、CIP / SIPプロセスに適しています。
2つのLEDにより、5つの診断機能が提供されます。
MGLスイッチでは、大半の一般的な安全リレーに対応する2つの安全なスイッチング出力、及びドアの位置を示す半導体補助信号を提供しています。つまり、それによってISO13849-1のPLe / カテゴリ4まで実現されます。
マスタコード - 独自にドアを作動させる必要がない場合は、「連続」(任意のアクチュエータで任意のスイッチを作動)でもこのコードが使用されます。しかし、RFIDのメリットが活かされるため、簡単に無効にしたり回避したりすることは事実上不可能になります。

RFIDコード式作動により、ガードドアに対する不正操作防止インターロックセキュリティを実現
連続コードRFIDに対応可能
最も一般的な安全リレーに接続して、ISO13849-1のPLe / カテゴリ4までを実現可能
最大20個のスイッチを直列に接続可能
他のスイッチや非常停止用スイッチを直列に接続可能
ソレノイドラッチ機構の独自のトリガ機能でアクチュエータを閉位置に保持
クイックコネクト(QC-M12)及びケーブルバージョンを用意
残留磁気保持技術により、ロック解除後は軽磁気ラッチとして機能
短絡に対する保護を備えたNCセーフティ出力2つ
ドアが開いていることを示すNO補助出力1つ
可動部品なし - 長いスイッチ寿命、衝撃及び振動に対する耐性
クイックコネクト(QC-M12)及びケーブルバージョンを用意
予備のマスタコードアクチュエータ: 826-4375 (MGL-1SS用)、826-4378 (MGL-2SS用)、826-4372 (MGL-1M用)、826-4381 (MGL-1P用)

MGL-SS保持力: 1200 N 826-4353
固定中心間隔: 52 mm
スイッチ: 80 x 115 x 43 mm、アクチュエータ: 76 x 105 x 32 mm
MGL-2SS保持力: 1200 N 826-4356
固定中心間隔: 52 mm
スイッチ: 64 x 96 x 37 mm、アクチュエータ: 64 x 88 x 30 mm

保持力: 1500 N 826-4350
固定中心間隔: 52 mm
スイッチ: 80 x 115 x 43 mm、アクチュエータ: 76 x 105 x 32 mm

保持力: 1000 N 826-4369
固定中心間隔: 52 mm
スイッチ: 64 x 96 x 37 mm、アクチュエータ: 64 x 88 x 30 mm

このスイッチは通電時ロックとなっているので、マシンの電源に障害が発生した場合には、障害の解消までマシンが停止することに留意してください。

EN1088、EN60947-5-3、EN60204-1、ISO13849-1、EN62061、EN954-1、UL508

CE、cULus、TUV

アクチュエータ