マークのないパイプは危険を意味します。こうしたパイプにテープでマークを付けると、その中身を識別できるようになります。このような識別には、BS1710が適用されます。「安全衛生(安全標識及び信号)規定(Health & Safety (Safety Signs and Signals) Regulations)」では、配管のラベル表示に重点が置かれています。この規定では、サンプリングポイント、充填ポイント、ドレインバルブ、フランジ継手など、作業員が配管の中身に曝されるおそれがある場所に配管マークテープ / ラベルを付けることになっています。BS1710: 1984「パイプラインとサービスの識別(Identification of Pipelines and Services)」及びBS4800に、配管の中身とそれに関連するリスクを識別するためのさまざまな色や安全標識の使用のガイダンスが記載されています。