アクティブフィルタ・フィルタ回路とは?
アクティブフィルタは能動素子を用いたフィルタ回路であり、入力の電気信号から特定の周波数成分を含む信号を取り出すことができます。
アクティブフィルタ・フィルタ回路の原理
アクティブフィルタは、能動素子であるオペアンプやトランジスタなどを使用します。出力を増幅し、特定の周波数に対して選択性を持ちます。ただし、アクティブフィルタが扱える周波数には、内部部品の性能に起因する上限が存在し、対応の信号帯域をしっかりと把握する必要があります。
アクティブフィルタ・フィルタ回路の種類
アクティブフィルタは通過・減衰する周波数帯によって大きく、ローパスフィルタ(低域通過)、ハイパスフィルタ(高域通過)、バンドパスフィルタ(帯域通過)、バンドストップフィルタ(帯域阻止)の四種類に分けられます。それぞれのフィルタ特性は以下の通り:
- ローパスフィルタ:特定の周波数以下の成分を通し、高い周波数成分を抑制します。
- ハイパスフィルタ:逆に特定の周波数以上の成分を通し、低い周波数成分を抑制します。
- バンドパスフィルタ:中間の周波数成分のみを強調するフィルタです。
- バンドストップフィルタ:逆に中間の周波数成分を抑制するフィルタです。
アクティブフィルタ・フィルタ回路の用途