エンコーダー・デコーダーICとは?
エンコーダー・デコーダーICは、エンコーダーとデコーダーの組み合わせ回路が対になっているロジックIC (集積回路)です。入力信号を符号化する回路をエンコーダー(encoder:符号器)、符号化信号をもとの信号に戻す回路がデコーダー(decoder:復号器)です。例えば、コンピュータで情報処理する場合に、10進数の入力データをコンピュータで扱いやすい2進数に変換する部分がエンコーダで、情報処理した後の2進数を人間が理解しやすい10進数に変換する部分がデコーダです。
シリコンゲートCMOS技術を用いたエンコーダー ・デコーダーICは、低い消費電力で高速動作を実現できます。通常、表面実装型やスルーホール型など、さまざまなパッケージで提供されています。
エンコーダー・デコーダーICの仕組み
デコーダは、N本の入力信号から2N本の出力信号に変換します。代表的な用途としてはポートを拡張しチップセレクト信号として使用します。
エンコーダー・デコーダーICの用途
RSでは、高品質のエンコーダ ・デコーダICを始め、バッファIC、ラッチICなど、様々な用途に対応するロジックICを豊富に取り揃えています。選択する際には、用途に応じて選択してください。