コンタクタ機器

コンタクタは、多くの点でリレーによく似た部品ですが、通常は規模の大きな用途で使用されます。

コンタクタは、実質的にはリモートで制御できるスイッチです。コンタクタの状態を制御する側の制御装置と同じ様な電圧で動作するように設計することも、コンタクタに制御される側の負荷と同様の電圧で動作するように設計することもできます。

コンタクタには、標準的なリレーにはない機能があります。ほとんどの場合、コンタクタは高電流を念頭に設計されています。その他のリレーとの差別化要因は次のとおりです。

  • ほとんどのコンタクタは、常時開位置で使用するように設計されています。リレーは通常、常時開と常時閉の2つの構成で使用できます。バリエーションはありますが、これが標準です。
  • コンタクタは通常、物理的なサイズがリレーよりも大きくなります。通常、小型のコンタクタのサイズが人の手の大きさくらいです。それよりはるかに大きなコンタクタもあり、移動や設置に重機が必要になる場合もあります。
  • コンタクタが使用される動作条件のため、同様の機能ながら小型のリレーの製造時と比べて、製造時に考慮すべき事項が大きく異なります。ほとんどのコンタクタには、寿命を大幅に伸ばす何らかのアーク抑制システムが設計に組み込まれています。

コンタクタの「常時状態」構成とは何ですか?

コンタクタの常時構成は、電流が印加されていない場合のコンタクトの状態を示します。ほとんどのコンタクタは常時開で、電流の存在によって閉じます。バリエーションはありますが、この構成はコンタクタの決定的な特長の1つであり、標準的なリレーとの違いの1つです。

コンタクタの用途

コンタクタは通常、非常に過酷な産業規模の用途で使用され、定格システムはこれを反映するように設計されています。IEC60947-4-1の下でさまざまな分類がされています。これらの分類は、AC番号で表され、AC-1からAC-4まであります。その他の分類システムも使用されます。

コンタクタの用途には、モーターの始動、炉の制御、超大型モーターの速度制御、その他の大規模用途が含まれます。