セーフティライトカーテン(以下、ライトカーテン)は、作業者が機械の危険領域に侵入したことを検知し、機械を停止させるために用いられる安全装置です。また、危険領域への作業者の侵入を検出する目的でも使用されます。
ライトカーテンは投光器と受光器を組み合わせて使用します。投光器から投光された複数の平行な光軸を受光器で受光するように設置し、全ての光軸が受光器に届く場合は、安全な状態と判断することで受光側の出力はオンとなります。投光器と受光器間の光軸を遮光された場合は、危険な状態と判断し受光側の出力はオフにして機械を停止します。
安全入力機器として使用されるライトカーテンは危険領域を高い信頼性で防護する必要のある場所に適しています。特に自動化生産設備においては、作業者への安全対策を目的としてよく使われています。