ボールベアリングは、回転軸との間に金属球(玉)を配置することで摩擦を低減する軸受です。玉軸受とも呼ばれます。一般的にはステンレス鋼、クロム鋼、セラミックなどの材料が使用されます。
ボールベアリングは、2つの軌道輪(内輪と外輪)とボールの3層で構成されます。内輪と外輪の間には玉が配置され、一定の間隔で正確な位置に保持するための保持器が必要です。
ボールベアリングは、ラジアル玉軸受とスラスト玉軸受の2つの種類に分けられます。
ラジアル玉軸受
スラスト玉軸受
スラスト玉軸受は、軌道輪が左右からボールを挟む形状の軸受です。主にアキシアル荷重を受ける場合に使用されます。