XLRケーブルとは、主に音響機器同士を接続するために使用されます。キャノンケーブルと呼ばれることも多く、マイク接続や、デジタル伝送、アナログオーディオ伝送などの用途に使用されます。
XLRケーブルは、プラグの先端が異なる形状のオス(凸)とメス(凹)になっており、1本のXLRケーブルで1チャンネルの信号を伝送します。オーディオ機器の入力端子にはオス型プラグを、オーディオ機器の出力端子にはメス型プラグを接続します。また、XLRケーブルはバランス接続と呼ばれる方式で接続されており、ノイズ対策に優れ、抜けにくく、長距離での使用も可能です。
XLRケーブルはマイク接続に最も一般的に利用されます。ケーブルが長くてもノイズの影響を受けにくいため、ライブハウスやコンサート、放送局などの場所で使用されています。その他、ステージピアノや、デジタルオーディオプレーヤー、パワーアンプ等との接続にも使用されます。