ディストリビューションブロック・配電ブロックとは?
ディストリビューションブロック(配電ブロック)の主な機能は、デバイス一式に対してより効率的に電力を供給することです。2つ目の機能は、完全な停止を防止するため、短絡事象を隔離することです。ディストリビューションブロックは、幅広い周波数と電流に対応できます。ディストリビューションブロックを使用するには、接続された各デバイスを電源につなぎ直すため、入力側に1本だけ大きいワイヤが必要になります。それによって、デバイスごとに別々の配線をする必要がなくなります。
ディストリビューションブロック・配電ブロックの用途
ディストリビューションブロックは、さまざまな産業で使用されています。
- 動作注のヒーター、冷却システム、及び換気装置用の加熱/冷却。
- 配電制御(変圧器、無停電電源装置ユニット、及び配電キャビネット形式)。
- 配電のための電源としてのソーラー、風力、及びタービン。
- 充電ステーション用の電気自動車。
- エレベータ、巻上機、コンベヤシステムなどの電子自動化。
ディストリビューションブロック・配電ブロックの種類
ディストリビューションブロックには、主に2つの種類があります。
- 大きい入力ケーブルを分岐回路のためにより小さいケーブルに分配出来るようにするバス型(密閉)ブロック。
- お互いに接続されていないため、複数の個別の回路を1つの場所に配線できる独立ブロック。