ユニバーサル基板は、部品を取り付けるための穴が縦横に並んでいて、それぞれの穴にはんだ付けするための銅箔(ランド)が付いた基板です。穴に電子部品の脚を差し込んで取り付け、はんだ付けしながら配線することで回路ができます。ユニバーサル基板は、万能基板、ディスクリート基板、蛇の目基板などとも呼ばれています。穴サイズは一般的にφ0.8〜φ1.0程度でピッチは2.54㎜が一般的です。
ユニバーサル基板の長所
ユニバーサル基板は、自由に部品の設置や配線を行うことができるので、使い方次第によってさまざまなものに利用できます。電子部品を取り付ける部位や配線が予め決まっているプリント基板と違って、ユニバーサル基板は自分の好きな位置に部品を取り付け可能という自由度の高さから、個人の電子工作などによく使用されています。
ユニバーサル基板の用途
ユニバーサル基板は汎用性が高く、取り扱いも簡単であるため、実験、試作、デバッグ(回路の検証)および電子工作での配線、組立などに幅広く用いられます。RSは、高品質なユニバーサル基板製品を多品種取り揃えています。穴のピッチや穴径、材質、ランドの大きさなどで、多くのバリエーションの中から、製作する回路の規模や用途に応じて最適なユニバーサル基板をお選びいただけます。