巻尺は、目盛が付けられた帯を用いて長さを測定する道具です。メジャー、スケール、コンベックスなどとも呼ばれます。この計測では多くの場合、メートル法(cmとm)が単位として使われていますが、ヤードポンド法(インチとフィート)を単位として使用する場合もあります。帯の材質は金属、樹脂、布などがあります。ほとんどの巻尺には柔軟性があるため、曲線に沿って計測でき、巻き上げて容易に持ち運べるようになっています。建築作業や洋裁のほか、大型の巻尺は陸上競技での計測などにも用いられており、長さの測定に幅広く用いられています。
巻尺は、テープの長さ・幅・材質や本体の機能などによってさまざまな種類があります。巻尺を選ぶときは、以下のポイントを考慮する必要があります。
- 使用場所・用途
- 長さ(10m、20m、30m、50m、100mなどのサイズ)
- テープ(帯)の材質
- 等倍巻き・早巻きタイプ
- 両面目盛り