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    0Ω 抵抗

    ゼロオーム抵抗とは、抵抗値が非常に低いチップ抵抗器のことです。チップ抵抗器は、リード線(金属製の脚)を持たない表面実装型で直方体の抵抗器であり、電子機器でよく使用されています。これらは非常に小さい角板状の形状をしており、抵抗体の保護には樹脂又は低融点のガラスが用いられます。チップ抵抗器の外形寸法は、日本ではミリ単位、米国ではインチ単位で規格化されています。例えば日本の「1608」サイズとは長さ(長辺の寸法)が1.6mm、幅(短辺の寸法)が0.8mmであることを意味し、これが米国だと「0603」サイズと表記されます。また、ゼロオーム抵抗は0Ωだといいますが、実際には完全に0Ωというわけではなく、ほとんどの場合、最大電流定格を規定する50mΩなどの最大実抵抗が指定されています。

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